天使の子。

駅での話

首都圏での朝の駅は混んでいる。

そこから、荷物をもって、新幹線のある駅で向かう駅でのこと。

混んでいる改札を通って、荷物があるので、エレベーターにのろうとしたとき、

エレベーターの扉が開いて、中に入っている男の子(といっても年齢は成人か)

がなかなか出てこない。

なにか、やっているようで、出てくるとき、

「ボタン押しておきました。」

と、

顔をみて、いわゆる、知恵おくれの子とわかる。

なかなか出てこなかったのは、次に乗る人のために、次の行き先(上と下しかない)のボタンを押していたかららしい、

そして、荷物を持った私とおばあちゃんがエレベーターに乗った。

そして、その知恵おくれらしい男の子は、「いってらっしゃい」

と言った。この時点で、私は、この子が知恵おくれなことが気づいた。

「あ、そうだったのか、だから、なんか違う印象なのか」

と気づいたのだ、

一緒にいたおばあちゃんの反射神経は極めて良く、

「行ってきます」

と大きな声でその男の子に返していた。

何も言えなかった私だけれども、

おばあちゃんは、

「天使の子じゃあないんだろうけれどねえ。。」

と言っていた。

でも、なんだか胸がいっぱいになった。

弱者というのは、本当に弱者なのかな、と考えた。

強いといわれるひとは、こういう天使のような心遣いのひとが世の中にいるから

いろいろがんばれるのじゃないか。。

実際は、彼は弱者なのではなく、とても強いひとなのかもしれないけれど。

大事に育った子なのだろう。

そして、全身でそれを世間に恩返ししているのかしら。

 

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