2番でもいいの?

 

一年位まえだったか、事業仕分けのとき、ある政治家が、スーパーコンピューターの開発を指して、

「どうして、2番じゃ駄目なんですか」

と言ったらしい。ここで、え、1番じゃないと絶対駄目でしょ、何いってるんだか、と強い意見が出たわけではなかったらしい。がっかりだ。

科学成果をお金を出せば買えるお買い物のようにいわれるのは、

なんとも寂しい。そして肝心のスーパーコンピューター、日本は、2番になれず、4位。一位中国、2と3位が中国とアメリカ、順番は忘れた。このニュースのころ、研究者があつまったとき、中国人研究者はうれしそうにその話題を出した。そしてアメリカ人が、でも実質はアメリカが一番だ、とかそういう話題をしていた。

日本は茅のそと。2番になるのは、当然、1番を目指しているほかの国であって、2番になろう、って2番になれるわけない。そもそも、出来ている製品を買うお買い物ではなく、これから作る生産活動なのだ。

 

でも、1番になるべきか、いや2番でもいいじゃん、という人が、日本に多い気がする。いや、統計とったわけじゃないけれどさ。だから、政治家がそんなこと言えるのだろうね。日本の研究者も、2番手でいいじゃん、という人が多い気がして、しかもそっちのほうが、一見、賢そうにみえる。だって自分は、失敗とかしないで、出来た人の後にやるんだもんね。そのほうが、なんだか、税金も時間も節約できそうだし。

2番って、なんだか悪くなさそうだけれど、それは、お買い物するときの話しで、生産活動では悪い。

Aという分野とBという分野で、共同で何かをしよう、としたとき、

Aという分野の1位と、Bという分野の1位が組むのであって、

2位は2位どうしで組むことになる、しかも2番煎じしかできない可能性もある。なので、生産性は、2分の一では済まない。

ここで、2番でもいいや、という人は、まさか、何かをするとき、1位の人が組んでくれる、とか思っていそうだけれど、一位の人はそんなに甘くないでしょうね。きっと、

一番がいいというのはわがままでも傲慢でもなく、単に戦略と姿勢なのです。

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