つまらない、を産むもの

最近、活動がインドアな生活をしている。
映画(DVD)をたくさんみた。
 
 
「七人の侍」
黒澤明の50年ぐらい前の映画。
時代は、もっと前で、武士がいらなくなった転換期?
あるものは、野武士(山賊)になり、あるものは、浪人する。
 
ある方向性の教養や、訓練を積んだ人が、社会の変化に応じて
大量に需要が減る、まるで、大学を卒業しても半分が就職できないといわれる現代のよう?
物語は、野武士に困った農民に手を貸そうとするお侍さんのはなし。
野武士退治に最低7人は必要だ、というわけで優秀なお侍さん集めをする。
「出世にも金にもならん仕事なのだが。。」
というとあるものは、
「それはちょっと」と断る。
あるものは、
「おもしろそうですな」と受ける。
そういえば、ニュースによると、
JALが経営不振で、その原因が、OBにはらう多額の年金、ということだそうである。
危険を察知したJALの年金受給者が、国に、「年金の削減は、財産権の侵害だ」と要望したそうである。
至極、ごもっともな理屈である。国に要望する、という行動力も素晴らしい。
 
ところで、JALの株価が下がるのは、財産権の侵害ではないのだろうか?
国に要望したその足で、JALに出向いて、「経営不振は、財産権の侵害だ」と要望しておいたほうがいいのでは?
 
ついでに、
もう一回、国へ出向いて「JALに税金をつかうのは、国民の財産権の侵害だ」と要望しなくていいの?
頭のいい人ならば、いくらでも、もっともな理屈を作ることができる。
でも、それが、自分だけ良ければいい、という話だと、
行動に一貫性がなく、第一、話がつまらない。
七人の武士は、その後、自分勝手になりたがる農民に対して、
「自分だけ助かろうとするな、みんなが助からないのに自分だけ助かることはない」
と教育していく。
 
おもしろい、つまらない、という感覚は、直感的に、その人の話が聞くに値するか、しないかを教えてくれる大
事な指標だと思う。
 
つまらない話というのは、同時にちっちゃな話かもしれない。
映画にこんなシーンがあった。
 
侍が村に来ることにある農民(男)が反対して、その理由というのが
「村の女子は、侍に目がない、村の女子、とられてしまうだ」
それに対して長老は、
「首の心配をしているときに、ひげの心配をするやつがあるか」
と返す。
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つまらない、を産むもの への3件のフィードバック

  1. Unknown より:

    第一忠誠,第二勤奮,第三專心工作。—-歡迎來我們的論壇看看哦!http://sweep.com.tw

  2. 麻由子 より:

    良い記事ですね!また面白い映画,DVDを見たら紹介してね。

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